• テキストサイズ

【僕のヒーローアカデミア】風と刃の姉妹ヒーロー

第32章 姉の二回戦


腕まだ痛いけど、なんとか風を…


飯田
「君の風の威力は、もう知っている!来ると分かっていれば、耐えられない程じゃない‼︎」


薙景
「……」


知ってりゃ怖くない、か……


私は、飯田君の肩を右手で掴み、手の甲に額をくっつけた。


風利
「(場外までもう…‼︎)姉さん!!!」


風利の声が聞こえたのと同じ時、私は飯田君に向けて呟いた。


薙景
「──…───…」


飯田
「‼︎」


そして生まれた一瞬の隙。


ビュオオオッ‼︎


それを見逃さず、私は今度こそ飯田君のバランスを崩して見せた。


フィールドに足を着けて、力一杯体を反転させる。


グイッ ダン‼︎


肩は掴んだまま、私は飯田君を押し倒した。


/ 508ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp