第31章 好敵の発破
切島
「次おめーとだ爆豪!よろしく」
爆豪
「ぶっ殺す」
切島
「ハッハッハ、やってみな!」
切島君、見事な受け流し。
切島
「…とか言って、おめーも轟も、強烈な範囲攻撃ポンポン出してくるからなー…バーーっつって」
瀬呂
「な」
瀬呂君がやられた大氷塊とか特に凄かったしね〜。
爆豪
「ポンポンじゃねえよ、ナメんな」
切島
「ん?」
爆豪
「筋肉酷使すりゃ筋繊維が切れるし、走り続けりゃ息切れる。“個性”だって身体機能だ。奴にも、何かしらの〝限度〟はある筈だろ」
まぁ、確かに…風利や私だって、作れる風は威力も範囲も上限あるし。
切島
「考えりゃ、そりゃそっか…じゃあ緑谷は、瞬殺マンの轟に…」
薙景
「耐久戦の構えだね」
徹底的な防御の構えのお陰で、オタク君は保ち続けてた。
ダメージは嵩んでる一方だけど…