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完結:悪魔吸血鬼と契約少女~お前の血を飲ませて~

第10章 初めてのドキドキ・キュンキュン・デート





ある日、百合の前に現れて
助けてくれたのは
瑠璃という人物で、異世界から
恋人になってくれる運命の人を探しに人間界へとやって来て苦しい困難を
乗りこえて永遠に結ばれるという
ロマンチックでエッチな物語。



『百合!もう二度と、はなさないーーーん・・・』



うひゃ・・・凄い情熱的なキス・・・



『ん・・・瑠璃・・・は・・・好きぃ、もっと・・・』



「・・・っ・・・」



ちらほら回りを見ると
女の子達は目がハートで
くぎづけになっていたけど
男子達は目をそらしたり
寝てたりしているのが
あちこちいた。



『ぁ、はぁ、ん!瑠璃・・・っ・・・!!』



エッチシーンに入って
目をそらしてしまうと・・・



ぎゅ・・・



「大丈夫だ。俺の指先を強く
握っていれば、良い。それにーーー」



「それに?」



「あぁいうのは、俺達の方が
数倍、いや・・・百何倍も勝ってる・・・」



ドクン・・・!!



「きゅ・・・急に、変な事
言わないで。恥ずかしいから・・・」



「恥ずかくないだろ?あんなに
激しくされて、あんあん鳴いて
甘えて擦りよせてくる癖に・・・」



びくっ!



「ほーら。当たっただろ?図星なんだろ?正直に言えよ。俺の事が大好きだ
とろけちゃう程惹かれてるって・・・」



そんないっぺんに耳元で責められると頭に血がのぼってきちやうよ・・・



「答えないとーーーどうなるか・・・」



まさか、ここでするつもりなの?
ちょっと、待って・・・



明かりと暗さが少しずつ灯される中で
唇が触れるまで距離が縮まってくる



心臓がうるさい・・・



静まってーーー



「・・・・・・」



あれ?襲ってこない??
なんで・・・どうして?



「リトナ??」



「今のは気を引こうとして、少し
からかってみただけだ。ごめんな?」



なにそれ・・・
焦らせて終了だなんて・・・



私の貴重な時間を返してよぉ・・・!!



こうして、初のデートは
呆気なく終了しました・・・
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