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──今日もまた、いつもの場所で──

第2章 村井彼方


結局、あの日は村井彼方と分かってからは私は何も無かったような顔で下校した。
…村井彼方は、あそこで何してたんだろう。
化学準備室に用があるってわけでもなさそうだし。

千夏には、『廊下でばったりぼっちくんに会っちゃった』って言っておいた。
…あ、私からぼっちくんって言ったんじゃん。千夏に訂正する意味ないじゃん。

…じゃなくて!!
やっぱり千夏にもあの場所は秘密。
何人たるもの、あの場所へは入らせない!
…放課後だけは、ね。
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