第1章 花火 (ym)
さくら「見て見て〜!」
山田「可愛い!」
さくら「だってこれ、お気に入りの浴衣だもん!」
山田「花の浴衣さくらに似合ってるよ、ほら、手つなご?」
さくら「うん!」
山田「あ、ほら花火!」
さくら「わぁ〜…!」
山田side
鮮やかな夜にさくらに恋をした。
きっとこんな気持ちが街中溢れてるんだろうな。
また、一緒に見に行きたいな。
さくら「……」
山田「…… あ、ほらたこ焼き。」
さくら「ん、ありがと。」
大事な思い言えぬまま、時計の針は進む。
もどかしさにただ揺れていた。
無邪気に握ったその笑顔に告白を決めました。
ずっとずっと2人で歩いていけたらいいな。
星と花火が見守ってるから心強いよ。
山田「さくら、結婚しようか。」
さくら「うん!よろしくお願いします!」
また、一緒に行こうね。