• テキストサイズ

こたつ de ××× Second Season

第25章 こたつ片付けなきゃね


遊戯室に着くと、扉の前に保護者席の案内プリントが張り出されていた。

俺の席は、と…(「  ̄ー ̄) ドレドレ・・・

どうやらコの字型に配置された、丁度真ん中の席に”相葉”の文字。

うわぁ、超センターじゃん(;^_^A

俺が主役なわけでもないのに…、主役は和なのに…、俺めっちゃ緊張してきたよ(>_<)

「和くんパパ、もう始まるわよ?」

肩を叩かれ、振り向くと、普段はスッピンなのに、今日はばっちりメイクのサトくんママが立っていた。

実は超美人だったんじゃん…(⑉• •⑉)❤︎
って、元々綺麗な人なんだけどさ(;^_^A

「早く入りましょ?」

思わず見とれていた俺の腕を、サトくんママが引っ張った。

サトくんママに引き摺られるように遊戯室に入ると、もう他のお母さんたちは皆指定された席に座っていて…

「すいません…」

ペコペコ頭を下げながら、狭い通路を通り、俺は自分の席に座った。

隣は…潤くんママか…

う~ん、いつも以上に香水の匂いが…

なんてことは置いといて…

俺はジャケットのボタンをかけると、歪んだネクタイを締め直し、姿勢を正した。

ビデオのセットも既に完了している。

あとは子供達があのドアから入場してくるのを待つだけだ。

それにしても、何なんだこの緊張感は…

俺は横目で潤くんママを見ると、潤くんママも、何だか落ち着かない様子でハンカチを握り締めていた。
/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp