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こたつ de ××× Second Season

第2章 こたつでサミット


「…ん…」

擽ったいのか、潤が足を引っ込める。
それを俺の足がしつこく追いかけると、潤が瞼を擦りながら少しだけ上体を起こした。

「ん…もう…何やってんの…?」

「別に? 足、邪魔だったからさ…」

こたつの中の潤の足が少しだけ横に移動する。

「これでいい?」

明らかに不機嫌な声。
寝起きが悪いのはいつものことだ。

「良くねぇよ…」

「じゃあどうすりゃいいの?」

「足、開いて?」

「はぁ? 何言って…」

「いいから、開いて?」

潤の顔が赤く染まる。

その顔、もう期待してるよね?

潤の足がこたつの中でゆっくり開かれる。

「こ、これでいいの?」

上出来だよ。

俺は開かれた潤の足の間に自分のことの足を割り込ませた。

当然だけど、俺の爪先が潤の中心に触れる。

「…あっ…ちょっと…」

潤の足が反射的に閉じようとするのを、中心に触れた足はそのままに、もう片方の足で押し開く。

「えっ、あっ…やだっ…」

「やじゃないだろ?」

その証拠に、ほら…

爪先で中心の膨らみを撫でてやると、潤の身体が小さく跳ねる。

その衝撃でテーブルの上に積まれたミカンが一つ、コロンと床に転げ落ちた。
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