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∞な短編集

第4章 ヤキモチの先には………?


………村上信五の場合…………

「なぁ…ひな?

今日ちぃちゃん家におんの?」


収録の休憩中

不意にそんな声がして

後ろを振り返ると…


ニコニコを通り越して

ニヤニヤしながら俺を見て笑う

横がおる…(笑)



「何やねんその顔(笑)

そんなん聞かんでもちぃはいつでも

家におるわ!」


そう言うた俺に



「そっちのちぃちゃん違うわ!

俺が言うてんの人間の方や(笑)

久々にちぃちゃんの顔が見たいなぁと

思てな?」



「ちぃちゃん……?

ちぃちゃんて今言うた…?

俺も会いたい!!

信ちゃんケチやから

なかなか会わせてくれへんもん……」



なんて丸まで加わって



「何やねんお前ら…(笑)

ちぃちゃん…ちぃちゃんうるさいわ!

ちぃに会いたかったら

金払え!!」


なんて少々キレ気味な俺の肩に

すばるの手が触れて…


「それはあかんてひな……

ちぃに会うんに金取り出したら

それもう怪しい商売やんか…(笑)」


そう言って

ぽんぽんと優しく

俺の肩を叩いた…………(笑)
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