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∞な短編集

第1章 俺とさなと時々大倉


今日は久々のさなとのデート♪

さなの家で一緒にご飯を食べて

今は一緒にテレビを見てるところ…


って言うても

俺は今トイレ中なんですけどね(笑)


トイレから出て洗面所で手を洗ってると

突然お腹に腕が回されて


「どうしたん…(笑)?」


なんて笑って振り返ると

今にも泣きそうな顔で

俺を見つめるさながいて………


え…………?

さっきまで一緒にテレビ見て笑ってたのに


俺がトイレに行ってる間に何が(汗)!?


そんなプチパニックな俺をよそに


さなはポロポロと涙を流しながら


「今日のテレビの収録のゲスト…

そんなに可愛かったの………?」


なんて意味不明なことを聞いてくる…



「何言うてんの………?」


訳がわからなくて

次々にこぼれ落ちるさなの涙を

必死に服の袖で拭いてたら


その手をさなが掴んで…


「亮ちゃん…

今日ずっとゲストのモデルさん見ながら

ニヤニヤしてたって…

モデルさんの方も

亮ちゃんがタイプやって言うてたから

気を抜いたら浮気されるよ(笑)って

大倉くんから今メール来たもん………」


なんてさなから出た驚きの言葉に


「はぁ…?そのメールちょっと見せて?」


そう言ってさなの右手に握られたスマホを

奪い取ると…


うん…

さながご乱心な理由が分かったわ……(笑)



「さな…メールは最後までちゃんと読め(笑)

最後に"なんちゃって(笑)"って

書いてあるやんか?」



そう言って

さなの目の前にスマホを差し出すと


"えっと…あの…うわっ(汗)"


なんて顔を真っ赤にした後


「すいませんでした(涙)」


なんて

俺の前から急いで逃げたそうとする…(笑)


そんなさなを捕まえて



「明日大倉にあったら怒っとくわ…

俺の大事な人

何泣かしてくれてんねんて…(笑)」


そう言って笑うと…


さなは一瞬驚いた顔をした後


嬉しそうに笑って

俺の胸に飛び込んできた(笑)



……俺とさなと時々大倉……
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