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たった1度

第2章 ~ 終わりの夜 ~


“誕生日プレゼント何がいいー??”



1週間前


潤からきたメールに



“朝まで一緒に飲んでくれたらそれでいーよ”


と返信したら



“いつもの事じゃん(笑)”


って返ってきた




結局いつもの様にうちで飲む事になって



“仕事終わったら行く”



っていう潤のメールの文字を見ながら



涙が零れてきた





誕生日に好きな人と過ごせるなんて



あたしは幸せ者だ








きっと最後になるけど





それでもあたしは





後悔なんてしないよ


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