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【おそ松さん】口ずさむのは【男主】

第19章 カウントダウンは松野家で


いよいよ年が明けるという頃
カラ松以外の5人はテレビに近付き、ワイワイしている


お「いやぁ、もうすぐだな。なんかテンション上がる~」

十「跳ぶ?!跳ぶ?!?!」

チ「去年それやって怒られただろ」

ト「このアイドルまだいたんだねー」

一「眠い・・・」

俺はテレビから一番遠い位置でコタツを堪能する
にしても、こいつら元気だな


カ「あとどれくらいだ?」

台所で片付けの手伝いをしていたカラ松が居間に戻ってきた
当然のように俺の隣に座る

「5分くらいじゃね。親父さん達は?」

カ「そうか、間に合って良かった。向こうのテーブルで夫婦水入らずだ」

コタツの中で手を繋ぐ
驚いたカラ松がこちらを見たが、離そうとはしないからそのままにしておいた

お「おい、カウントダウン始まったぞ!」

十「9・8・7」

チ「一年早いなぁ」

ト「チョロ松兄さんジジくさいよ」

一「ふわぁ・・・」

お・十「1・ハッピー ニューイヤー!!」

チュッ
おそ松と十四松が言うと同時にカラ松の頬にキスをする

カ「なっ」

よっぽど驚いたのか、これでもかというほど目を見開いている

「シーッ、見られるぞ」

チュッと今度は唇に触れるだけのキス

「今年も、つーかこれからもよろしく」

カ「・・・」

少しポカンとした後、フニャッと笑う

カ「あぁ、もちろんだ。こっちこそよろしくな」

あー、手ぇ出せないのが辛いな
あんな笑顔みたら堪んない
来年は俺の家にしよう

「来年は2人で過ごそうな」

そう耳打ちすれば、また赤くなるカラ松
ほんと可愛いな

そんな甘い空気、バレてないと思っている2人


お・チ・一・ト(爆発しやがれ)

十「あはは~、ウザイね!」

もろバレであった


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