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【おそ松さん】口ずさむのは【男主】

第32章 番外編 主人公『で』遊ぼう!


side,

ったく、人で暇つぶしして遊ぶなっての
何でバレないと思ったんだ、あいつら

バレないわけないだろ
だって

「カラ松」

名を呼べば振り返り

カ「」

眉を下げて微笑み、呼び返してくれる
自惚れかもしれないが、カラ松が俺を好きでいてくれるからこその表情と声

あいつらが真似出来るわけない
カラ松にしかない気持ちなのだから

愛おしさが溢れる
ギュッと腕の中に閉じ込めた

カ「わっ、どうしたんだ?」

「・・・好きだ」

そう囁けば背中に手が回される

カ「俺も好きだぞ」

今回のことを企画したのはおそ松辺りだろう
いいこと思いついてくれたな

俺がいかにカラ松を見ていたか、カラ松への気持ちを再確認出来た

俺だけが得をしたな
思わず顔がニヤけた

カ「?どうしたんだ、ニヤニヤして」

「いや、面白いなって」

カ「・・・は?」

怪訝そうに見上げてくるカラ松
そんな彼にお構いなしに指を絡めた

「カラ松といると退屈しなさそうだな」

カ「話が見えないんだが」

「いいよ、見えなくても。これからも俺の隣にいればいいの」

カ「・・・よく分からんが、そのつもりだ」

どちらからともなく顔を寄せる
この先続く未来に想いを馳せながら・・・











お「って結局こうなるのかよ~」

ト「もうラブラブなのは分かったってば」

一「・・・・ウザ」

チ「最早ツッコんだら負けでしょ」

十「あはは~、爆発させる?!」



「ほっとけ」

カ「?」


どこまでも通常運転な二人なのだった



-fin-


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