• テキストサイズ

ONE PIECE〜巫女の秘密〜

第13章 世界会議



「エ…エスポワール!!」

チャルロスはようやく気づいたようで顔を青くしていた

「やーっと気づいた?でももう遅いんじゃないかなぁ?
あ、しらほし姫を解放してあげて。必要なら治療を。」

私がそう言うとチャルロスの奴隷はゆっくりと手を離す

「私、奴隷って嫌いなのよ。だから、貴方は解放してあげる。
この方にも治療と必要なものを渡して。」

奴隷なんて…いなくなればいいのに…

チャルロスの元奴隷さんは泣きながら感謝していた

そして横からすごい勢いでやって来たのは天竜人のドンキホーテ・ミョスガルド聖だった

彼はどうやらリュウグウ王国のネプチューン王と知り合いなようで全力で謝罪していた

もちろん、私にも

「まさか既にいらしていたとは…この度は申し訳ございませんでした」

「気にしなくて大丈夫よ。ミョスガルド聖、お元気でしたか?」

「はい。巫女様もお変わりないようでなによりです」

「ありがとう。」

そんな会話をしているとさすがに周りも気づき始める

…せっかく気配消して黙ってたのにな

「あの…」

後ろから声をかけられる

「あ、しらほし姫…大丈夫でしたか?」

「大丈夫です…!助けていただき…ありがとうございます。」

「いいえ、愚かな天竜人が失礼致しました。どうか、地上を嫌いにはならないで下さいね。」

「地上は…とても綺麗で…素敵な方たちばかりです!嫌いにはなれません!」

そう言って私に笑いかけくれるしらほし姫…

さすが我が推し。
素敵な笑顔だわ

「なら、よかった。

あ、ロブ・ルッチ、チャルロスを解放してあげなさい。」

私がそう言うとロブ・ルッチはチャルロスを解放した

チャルロスは逃げていった

「さて…私は部屋に戻りますね。皆様、また会議の際にお会いしましょう」







______

「あのお方は?」

しらほし姫が尋ねる

「確か…命の巫女のスイ様?」

ビビ王女が答える

「え?!ってことは…ルーシーの…」

そう言うのはレベッカ

「ええ。スイ様がルフィの船に乗ってるとは聞いてたけど…」

「「世界のトップ…かつ中立…よね?」」

ビビ王女とレベッカは首を傾げたという



______



「ックシュン!…誰か噂してるな…」

私は1人、部屋で盛大なくしゃみをした

/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp