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ONE PIECE〜巫女の秘密〜

第8章 満月の夜に



「巫子...うーん...
私は"命"の巫女なんだけど...あいつも..."命"の巫子なんだよねー。」

「何言ってんだ?スイ?」

ルフィはチンプンカンプンというような顔をしていた

「また今度詳しく話すよ。」

「おうっ!」

「それにしても、月が綺麗...」

「そうだな!満月だ!」

「月に兎ってほんとにいるのかなー。」

「それは俺にもわかんねーけど...もしかしたらいるかもな!!
あ、空島に行った時に見てくればよかったな!!」

「空島からでも流石に見えないんじゃない?」

月は宇宙空間にある訳だし

「そっかぁ〜...」

「フフッ...いつか見に行けるといいね」

「おうっ!!見に行く時はスイも一緒だぞ!」

「ありがとう。」

「あ、流れ星っ!!」

ルフィが空を指さした

「え、どこっ?!」

「消えちまった...」

「えー!!?」

見たかったのになー

「流れ星もう来ねーかなー...」

「見たい?」

「見たい!」

「じゃあ...ユメユメ..."幻"...流星!!」

キラッ...

星が輝き始めた

「なんだなんだー!?」

「見ててね、ルフィ。
さぁ、流れてー!!!」

キラッ...ヒューッ

「え?!」

流れ星...いや、流星群が発生した

「どーやったんだ?スイ!」

「これね、幻なの。私とルフィしか見えてない。」

「そーなのか?!」

「うん。だから、こんな事も出来るんだ。

さあ、形を作って!"思"!」

フッ

星の流れが止まった

パアァァ

星が輝き始める

そこに現れるのは今までの思い出

ルフィの思い出だ

シャンクスとの出会い、別れ...

「あ!エースとサボだ!」

小さいルフィと小さいエース...そしてサボと言われる人物が森を走っていた

「懐かしいなー!!」

そして仲間達との出会い...二年間の修行...いろんな思い出が流れる

「他にも見る?」

「見れんのか?」

「そだねー...じゃあ、こんなのどう?
ユメユメ..."幻"...現!」

キィィィ

ルフィの目の前が光り始めた

「なんだぁ?!」

「さぁ、姿を見せて!」

「!!エース?!サボ?!俺っ?!」
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