第5章 戻る時。
近藤さん目線
近「大変だ!!!」
土「んだよ…朝から」
沖「どうしたんですかィ。土方さんでも死にやしたか?」
土「てめぇの隣にいるんだけおおお!!」
沖「生きてたんですかィ。マヨネーズかと思いやした」
近「雫が置き手紙置いて出て行っちまった。」
土「手紙?」
沖「見せてくだせェ」
新選組の皆さんへ
挨拶も無しに勝手に出て行くことを許してください。
この手紙を読んでいるということは私は今宇宙にいます。
江戸で起きた事、真選組に入れたことは絶対に忘れません。
今までありがとうございました。
土方さん、土方さんはなんと言ってもマヨネーズでした。でも、気遣いができるとても鬼の副長とは思えないほど優しい方でした。
沖田さん、子供の頃に会ってからずっと忘れられませんでした。会ったとき最初は分からなかったけど、沖田さんと分かってから竹刀の事で頭いっぱいになりました。約束…果たしてくださいね。必ず幸せになって下さい。
近藤さん、近藤さんは一番最初に真選組に誘ってくれましたね。最初は動物園か何かと思いましたけど、とても優しい方で誘ってくれた時はほんとにうれしかったです。
これからも頑張ってください。
どうか…また会える日まで忘れないでくださいね。
真選組一番隊隊士雫。