• テキストサイズ

【おそ松さん】色松恋物語(BL長編)

第15章 スイートよりビター



「は・・・ぁ、俺・・・俺・・・」
「一松?」


繰り返し襲う感覚の正体をやっと掴んだ。


「過去のお前に・・・感じさせられてる?」
「は!?どういうことだ一松っ、それは聞き捨てならないぞ!?」

俺は、謎の感覚が襲う瞬間に以前の情事でカラ松に感じさせられたことを思い出していた。
だから、感じているんだけど今触られている場所じゃないんだ。

「ど、どういうことだ?」

ほんと、恥ずかしいの堪えて説明しているのに、この馬鹿は・・・

「お前、脳みそまで筋肉でできてんの!?」と声を荒げて続けた。


「過去のお前と今のお前に感じさせられてんの!」

イラっとしていたのと早く終わらせたいのとでとんでもない言葉を口走っている事にこの時の俺は気づいていなかった。
/ 342ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp