• テキストサイズ

365日家族

第4章 秘密の代償


"ふざけるな!"

そう叫ぶ裕兄の声に驚いて目を開けると


なぜかそこには

たつ兄につかみかかる

裕兄の姿が見える………



訳がわからなくて

急いでこたつから抜け出し

今にもたつ兄を殴ってしまいそうな

裕兄の腕を掴むと…



「お前…ふざけてんちゃうぞ…?


かおと付き合いながら

なのかに手出しといて……


今さらかおと別れたから

なのかと付き合いたい?


どこまでお前自分勝手やねん…?」



そう言って裕兄は

たつ兄を睨み付ける……



「分かってる……

調子良すぎやって分かってるよ?

それでもなのかが好きなんやから

なのかじゃないとあかんのやから

仕方ないやん……?


それでも諦めろって言うんやったら

横山くんが教えてよ?


どうやったら

このどうしようもない気持ちが


無くなるん…?」
/ 159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp