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With Live Planet _この星で生きる_

第7章 アースベインの女神


「ー花凛、ごめんね。悪く思わないで……」



朦朧とする目の前には、あの人がいた。
いつもと同じ優しそうな声、顔で「おはよう」と言うみたいに。


でも私はなんで銃を向けられてるんだろう。それにひどくお腹あたりも痛いし、
なんだか暖かい。


そこに手をやるとぬるっとした感触があった。


「ーへ…?血、だ?…」


私は怖くなり彼女を見上げる。
彼女はまだ銃を構えていた。



「ごめんね、バイバイ」



彼女の指に力が入るとカチャッと音を立てた。



「あ、やだ。待って…









殺さないでっ!!!!」




ハッと目がさめて、見えたのはいつもの天井だった。

自分の声で目を覚ましてしまった。

きていた服は冷や汗でひどく濡れている。

それに心臓が以上なほどなっている。



なんで怖いのだろう、昨日戦った時よりもすごく怖い。



私は震える身を抱えて体制を起こそうとしたら、私のイスに誰かが座っていた。



「ーひぃっ…焦ったぁ。だ、誰?」


私は椅子にかけ寄り、正面から顔を覗くとまだ傷が目立つガブリエルさんだった。

目を閉じて、寝息を立てている。

なんでここで寝てるんだ?とは思ったがとりあえず服を着替えた。


ガブリエルさんを見てたら少しだけ気持ちが落ち着く。


少しだけ……



そう思って私はガブリエルさんに抱きついた。この体温は本当に落ち着く。

しばらくの間、私はガブリエルさんにくっついていた。



「ん…?アテラス…?」



すると、いきなりガブリエルさんは起きたようで私はすぐに離れようとしたが背中に腕を回された。



「もう少しこのままでいさせてね…」



そう言ってガブリエルさんは3分ほど私を力強く抱きしめていた。

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