• テキストサイズ

With Live Planet _この星で生きる_

第8章 アースベインの女神2


「前はあんな空気になると1週間は誰も笑わなくなったが、アテラスがいるだけでこんなに違うんだな」


コーヒーを飲みながら、ラーファさんが言った。

ラーファさんは真面目に言葉はそう言ってるが、口元が笑ってるのは私がサラダを食べているからだろう。


笑われながらも無事に昼食を終えて、またまた作戦会議。

でも先ほどとは違って軽い感じでみんなで意見を出す。


「第1級戦闘士じゃなくて、その10人は補佐に回したらどうです?」


私は最前線とその周りは私たちがやって、その後ろは10人にやってもらうという案をだした。


「それなら危険性もないし、援護してもらえますね」


他の人も頷いてるし、あまり悪くない意見を出せた様だ。


「訓練次第で少しはマシになるだろうから、いいんじゃない?それで」


ガブリエルさんも賛成してくれたので、これで一件落着だろう。


もう一度補佐となるだろう10人の顔と名前を確認する。


「では明日から始まる訓練頑張りましょうね!あ、アテラスさんも訓練していいですよ!」


そう言ったウリさん本当に天使に見えた。

ガブリエルさんとの座学も楽しかったがやはり身体は動かしたい。


私は明日から行える訓練に胸を躍らしながらその日1日を平和に過ごした。

/ 233ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp