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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第4章 CARNATION




今回の商談は、我が社crocodile corporationの新たに事業展開するオリジナル ランジェリー
PVやイメージキャラクターを
最大手の芸能事務所 Kuja Pirates Orient に専属とする契約だった。

商談は問題無く順調に完了し、接待も無事に終わった。

これ以上は、お前に一任すると言い残し足早に帰ってしまった社長。

それは、相手側の社長のせいでもある。


「今宵は良い気分じゃ。
わらわのお気に入りの店へと招待しよう」

Kuja Pirates Orient 社長 ボア・ハンコック
最大手ながら女細腕で此処までのし上がった強者だ。

生まれながらの美貌の持ち主で、何故か我が社長は苦手としていた。


『ありがとうございます。
とても楽しみです』

私としては、良く言えば裏表の無い 悪く言えば好き嫌いが激しいこの女性は好きな分類。

多少気を使うが、同じ女性で社会で役職を持つ身分 変に肩を張らずに済んでいた。


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何故?
どうして?
お気に入りの店じゃないの?

行きの車内で何度も断言していた、最大手社長がお気に入りのお店。

小洒落たBARや隠れ家的BAR
二次会の場所ならばと、そんな場所をイメージしていた。


「早う、呼べ」

ソファーに座るなり、黒服に命じるボア社長。
その顔は、般若の如く相手を睨み付けていた。

『・・・ボア社長このお店・・良く来るんですか?』

恐る恐る声をかける私に、先程とは180度表情を変え 頬を染めるボア社長。

「・・まぁ、わらわの愛しき人がここで働いでいるのじゃ。
わらわはの事とても気に入った。
だから紹介しようと思ったまでじゃ」

頬に手を添え、恥ずかしそうに顔を隠すボア社長は見るからに乙女の様だった。

「早う、座れ。
それにわらわの事は、ハンコックと呼べ。
ボア社長では肩苦しいし、わらわはを友と思っておるからな」

「様、さぁ、ハンコック様の隣へ」

ボア社長否、ハンコックの秘書から勧められ 急にいろいろ展開したこの状況に頭が回らず、ストンと隣に座った。





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