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【TOZB】Tales of Zersetia

第8章 第6章 少しずつ狂う時間



「どうしたのアイゼン」
私が呼ばれた方まで歩いていくと、どうやらまたツタが行く手を邪魔しているらしい。
「あーツタね。」
私は炎で燃やしつつ、こんなところにツタなんかあったかな? と思った。
私の記憶が正しければ、ここにはツタがなかったはずなんだけど

どんどん奥まで進んでいくと、セーブポイントがあるあたりまでやってきた。
「ここで休憩する。」
アイゼンが突如そう言った。
もしかしたら、一応人間である私を気遣ってくれたのかもしれないけど。
ベルベットは不服そうだけど、
「休息も大事だぞ。ベルベット」
とロクロウに諭され、しぶしぶ了承してくれた。

戦闘では役に立たない私とまだ、自我が戻ってきてない二号は見張りも出来ないので、先に寝させてもらった。
しばらく寝た後、ふと目が覚めると
「少年、困ったことがあったらなんでも言っていいからな」
「困ったこと・・・・・・」
そんなロクロウと二号の会話が聞こえてきた。
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