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【TOZB】Tales of Zersetia

第6章 第4章 業魔一行との邂逅



「・・・・・・合格だな。力を貸せ」
「は? 随分勝手な言い草ね」
「ヘラヴィーサを燃やした奴らほどじゃない」
「知ってて試したのか」
呆れ気味のベルベット
「アイゼンは理由を説明する。あと上から目線すぎ」
諫めるようにモードレットはアイゼンに言うと
「いきなりごめんなさい。でも、このまま行くと"ヴォーティガン海門"に潰されてたかもしれない。」
「!?」
モードレットを見た瞬間、ベルベッドが一瞬驚いたような表情をした。
「モードレットの言うとおりだな。アンタ等ミッドガンド領に向かってるんだろ? それにはこの先の海峡を通らなきゃならない。」
ベンウィックが補足説明してくれる。
「けど、そこには大きな門があって、王国の要塞が封鎖している。」
「そんな要塞が・・・・・・」
ベルベッドは考え込むような素振りを見せる。
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