第2章 ひたぎ「女の子の匂いがするわね」
暦「え、あ、いや…」
ひたぎ「午前中、どこで何をしていたのか言いなさい。今言えば片方で許してあげるわよ」
暦「速いよ!袖口からボールペンを抜いて僕の左目に向けるには速すぎるよ!」
ひたぎ「阿良々木くんって回復が常人より速いのよね?なら、首から上くらいなら大丈夫かしら?」
暦「場所が拡大してる!?」
ひたぎ「さぁ、上半身を消し飛ばされたくなかったら言いなさい」
暦「人間技じゃねえ‼分かった、言うから!戦場ヶ原に隠し事なんてしない!」
ひたぎ「………/////」
暦「そこで照れるの!?」
ひたぎ「し、仕方ないじゃない、こよこよがカッコよすぎるのが悪いのよ…////」
暦「分からねえ…戦場ヶ原のデレの基準が分からねえよ…」