第15章 JKごっこ おそ松
その後…。
持っていたタオルやらティッシュやらで必死にマットを吹いてから、逃げるように体育館を飛び出した。
「……」
「主ちゃーん、ゴメンってば!機嫌直して?ねっ?」
顔射して前髪に精子がかかり、固まって上を向いてしまっている事に、相当ご立腹な様子…。
「でもさ、それ、カワイイって!某探偵漫画のヒロインみたいだから!」
「おそ松くんは某探偵漫画の主人公と身体と心が正反対ですね!!永遠の小学生っ!!」
「おー、なかなかいいアドリブするじゃん?」
「うるさいっ!!」
これは…長引きそうだ。
「わるかったって!!あっ、そういえば初めての潮吹きの感想は〜?すっげーエロかったよー!」
「ーーーっ!!ぜっったいに話さないっ!!」
また怒らせちゃったけど、手を繋いでいるってことは、すぐ仲直りできるよな?
怒らせた分たくさん笑わせてやるからさ。
早く機嫌直りますように。