第2章 次男と露天風呂にて…
「2人でこうして過ごす日を楽しみに、ワーカホリックな日々を送っていたというのに…」
「え?パチンコじゃないの?」
「あぁ、まぁ日雇いのバイトだが…。ヘルメットを被り、汗水垂らしながらも、お前という希望の光がいつも照らしてくれていた…。そう、何度も挫けそうになったオレを時に厳しく、時に優しく…!」
(また長々と気持ち悪いこと言い出した…)
そういえば、しばらく会ってなかったからその間にそんな仕事を入れていてもおかしくない。
ほんのり日焼けもしているし…。
(カラ松くんなりに…頑張ってくれていたんだ)
少ししんみりしていたら、けしからんところに彼の手が伸びてきた。
「だから今夜は、お前の愛でオレのソウルを満たしてくれ…」
撫でるように胸を触られる。
(頑張って働いて、こんなステキな所に連れてきてくれたんだもん。拒絶なんてしちゃダメだね…)
振り返りキスをせがむと、優しく甘い時間が始まった…。