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お嬢様のお悩み

第5章 光琉×颯良



「意地悪ね。別にいいけど」

乱暴に指輪を机に置く。
それを見た海斗兄さんが指輪を取る。

「そういう乱暴な置き方は良くないんじゃないのか」

「うるさい、ほっといて。」

「光琉!」

「うるさい!!!もう帰れば?!私なんかに興味無いくせに、もう出てってよ!!」

息切れしてしまい、はぁ、はぁ、と息が荒くなる。

「....分かった」

海斗兄さんは落ち込んだ様子で部屋を出て行った。

椅子に座り、俯く。
どうしていつも家族のことになると、こうなるんだろう。
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