• テキストサイズ

六猫拾いました【おそ松さん】

第23章 覚悟は、出来ている・・・【カラ松】





「え・・・私・・・なんで・・・?」



「君の事を考えたり、見てたりするとーーー胸が痛くて切ない程苦しい。
一目惚れをしてしまったから・・・」



「え?」



「好きなんだーーーみゆが
好きなんだ・・・っ・・・
どうしようもない程・・・」



その一言を聞いた途端、
私の顔は
茹で蛸みたいに赤く
染まっていく



カラ松が、私の事を
大切にしてくれている事
そして
大事にして手が届かず
出せない事もーーー



「あの・・・カラ松ーーー」



「返事は言わなくても構わない。
君に好きな奴が出来たとしても、
俺は諦めないーーーなにかしらの理由があった場合は、その場で
諦めるが・・・。」



その顔はどこか寂しく
切なそうな表情をしていた・・・



私はカラ松を受け入れる
時がやってくるのだろうか



「そろそろ帰ろうか。
ブラザーが待って困って
いるからなーーー」



「早く帰らないとね。カラ松・・・」



ぎゅ・・・



「家に到着するまで
手、握っててあげるーーー」



「あ、あぁ・・・ありがとうな・・・。」



そうして、私はカラ松と
散歩をして少し
微笑み、家まで歩いて帰っていった
/ 426ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp