第1章 ぷろろーぐ
俺はちょっと昔に、まだ小さい女の子と出会った。
『パパ、ずっと結月と一緒てくれるの?』
「おう!俺らはずっと一緒だ!」
『お仕事、大丈夫なの?』
「心配ご無用!まだジュニアだしな!」
『......。』
「心配すんなって!
お前ひとりくらい全然楽勝だっつーの!」
『宏光くん、本当に結月を引き取るのかい?』
「もちろんです!
仮にデビューして忙しくてなっても絶対結月を手放しません!」
俺はそう、心に誓った。
「絶対、結月を守ります!
結月のパパとして!」
俺はもう、結月のパパだからな!
『パパ、大好きなの。』
「俺も大好きだぞぉ♪」
俺らはずーーーっと、一緒だ!!