藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第5章 ♡Story52♡ 彼氏と、元イジメられっ子
「そう言えば、学校に寄らなくて大丈夫?
荷物置きっぱなしなんでしょ?(苦笑)」
「あ、そうだった!!すっかり忘れてた......(涙)
ってか徹平さんと団司さんはどうしたんだろう......」
「もしかしたら、百合ちゃんの荷物を届けてくれる可能性があるかもね。
スマホはあるの?」
「っポッケの中に入ってます!
ちょっと徹平さんに......あ、着信が何件か入ってる(苦笑)」
(徹平さんのもあったし......あ゛、太輔からも数件着信とLINE入ってる......汗)
「っ気付かなかったの?(苦笑)」
「いろいろ夢中になりすぎて(苦笑)」
「あらら(苦笑)
ひとまず、徹平君に電話かけてみたら?」
「っそうですね!......なんか、少し怖いですけど(汗)」
百合は思い切って徹平に電話をかけてみることにした。
するとすぐに...
『もしもし百合ちゃん!?
今どこいるの!?』
徹平が出た。
「っ徹平さん、ご心配をおかけしました......でも今涼介さんと一緒に帰るところです!
ところで、私の荷物って学校に置いたきりですか?」
『俺が持っていこうと思ったけど、
藤ヶ谷先生が代わりに持ち帰るって言ってたよ。』
「った、太輔が!?
なんで太輔が、学校に......」
『特に聞いていなかったんだ(苦笑)
藤ヶ谷先生、北山先生横尾先生と一緒に研修に来てたの。』
「ぁ、そぉ...なんですか(苦笑)」
(全然聞いてない!)
『っそれより、前髪はどうしたんだよ?
一緒じゃないの?』
「九条君とは、駅で別れました。それまではずっと......九条君のお友達と一緒に
遊んでました......すいません(苦笑)」
『......うっそぉ!?』
「っ本当に心配をかけてごめんなさい......本当だったら私だけでも
戻るべきだったんですけど......」
『ふぅぅん、わかった......』
「......(汗)」
(っやっぱ二人の雰囲気はイマイチ過ぎるからなぁ......
徹平さん、絶対心の中で怒ってるよね......汗)
『まぁ理由は、明日聞くよ。
明日もいつもどおり立花と行くからよろしくな。』
「あ、はい!」