藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第4章 ♡Story51♡ 九条和真
「本当は九条君、よく笑う人なんです!」
「よく、笑う?......ごめん、俺にはそうは見えなかったよ(苦笑)
なんか、凄い避けられてるような気がしたもん(汗)」
「九条君がクラスに馴染めない原因、こういうことなんです(苦笑)
でも、本当は友達思いのいい人なんです。
人に心を開くのに時間がかかっちゃう人なんです......」
「なるほどね。」
「ゆるく言うなら、九条君ツンデレです!」←
「ツンデレ?(苦笑)
まぁそんな感じはしなくはないけど......」
「太輔よりツンデレなんですよ(笑)」
「そりゃあとんでもないツンデレだね(笑)
デレ期を見るのはだいぶ時間かかりそー(苦笑)」
「(笑笑)」
「今こうして笑っているけど、
このこと聞いたら藤ヶ谷さんはどう思うんだろうね......
藤ヶ谷さん、あくまで教師だし......」
「......そこが一番怖いところなんですよ(苦笑)
だってお菓子とかぬいぐるみまでこんなに持ち帰ってきちゃったし......」
「その前に色々あるような気がするなぁ(苦笑)」
「ですね、現に朝......九条君を追いかけているとこ、
思いっきり太輔に見られたんです(苦笑)」
「え!?」
「しかも腕まで掴まれちゃって(苦笑)
でもすぐ振り払っちゃったんですけど......」
「ありゃりゃ(汗)
にしてもなんで藤ヶ谷さんが......大学前?」
「いえ!学校のすぐ近くです(苦笑)」
「ますます疑問が増えるねぇ(苦笑)
こりゃあ言い訳はできないよ(笑)」
「ですね(苦笑)
でも今日、太輔遅くなるって言ってたんです。
北山先生と横尾先生で飲みに行くって言ってました!」
「......どうだかね(苦笑)」←
「え!?」
「だって藤ヶ谷さん、走ってるとこ見たんでしょ?
だったら理由が気になって飲んでるところじゃないんじゃない?(苦笑)」
「っう、うぅぅ......(涙)」←
「百合ちゃん、怒られる覚悟をしよう!←
一応今の藤ヶ谷さん、百合ちゃんの保護者でもあるんだからね(苦笑)」
「......(泣)」
「百合ちゃん、泣いてもダメだよ。」
「......(泣)」