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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第8章 ♡Story55♡ 思い出話


陸と玲は出ていき病室には裕太・有希子・



和真・徹平・団司・美香の7人となった。



「百合……大丈夫かしら……」



心配そうに百合の顔を眺める美香。



「大丈夫よ美香ちゃん、
また、いつもの元気な姿を見せてくれるわ(微笑)」



「……そう、ですね(微笑)」
(百合……絶対病気なんかに負けちゃダメだよ?
私たちがみんな、付いているからね?)



病室が静かな中、突如スマホのバイブ音が鳴り響いた。



「……俺か。着信主は……」



どうやら裕太だったらしい。



「裕太、誰から電話?」



「赤沢さん、ごめん、ちょっと席を外すね。」



裕太は電話に出るとそのまま病室を出ていった。




「……また、お仕事かしらね……」



「裕太さん、最近お仕事忙しいんですか?」



「まぁね(苦笑)
そういえば……そこの貴方……」



有希子は視線を美香から和真に移した。



「……?」



「確か、九条くんっていったわよね?」



「まぁ……」



「……もしかして、和真くん?
小学生の時よく一緒に遊んでた……」



「……そんな、ところっす……」



恥ずかしいのか視線を横に移す和真。




「あらまぁ……大きくなったわねぇ……」



「ども……」



「百合ちゃんのお母さんも、コイツのこと知ってるんですか?」



「えぇ勿論よ!
お互いの家にもよく遊びに言ってたし、
和真くんのお母さんとも仲良くさせてもらってたの。」



「へぇ……」
(なんかすんげぇ羨ましいんだけど!!)←



「よくおままごとで遊んでいて……」



「ぷっ!おままごと(笑)」



思わず吹き出す徹平。



「っ笑うんじゃねぇよ!スケベ野郎!
っおばさん、それ以上言わなくていいっすから……」



顔を赤くする和真。



「えぇ!?
私も二人の昔話聞いてみたい!」



「……僕も、少し興味があります。」



美香と団司も気になるようだ。



「俺も俺も!」



「いいわよ(微笑)
まずは何から話しましょうねぇ……」



「……。」
(こいつら4人、あとで殺す……睨)←








クラスメートに殺意が沸いた和真であったのだった。

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