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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第7章 ♡Story54♡ 病気…?


_紫鶴大学


「柊さんおはようございます。」



「おはよう百合ちゃん。
……またネットニュースに載ってたけど、大丈夫かい?」



「大丈夫ですよ!
サボったのは、事実ですけど(苦笑)」



「学校はサボっちゃダメだよ?(笑)」



「はーい(笑)」



「……彼とは、どういう関係なの?
勇気がすごい気にしてたんだけど……」



「えっと…九条君っていう、私が小学校の時同じクラスだった男の子です。
ついこないだ、転校してきたばっかりなんです。」



「へぇ……初恋の人とか?(笑)」



「違いますよ(笑)
私の初恋は、太輔だけですから!」



「だよね(笑)
でも……勘違いするファンもたくさんいるだろうから、
外を出るときは気をつけるんだよ?」



「はい、肝に免じてます(笑)」



こうして百合達は撮影に入ったが……





『私は……朝比奈先生のことしか、愛せないから……
ごめんなさい。拓人とは、
これからも仲のいい幼馴染でいたいの……』




「……はいオッケー!
百合ちゃん相変わらずの一発オッケーだねぇ(笑)
でも……休憩中ちょっと疲れてるようだけど……大丈夫か?」



「っ大丈夫ですよ!
もうすぐ中間テストがあるんで……」
(さっきからみんなに言われる……私、疲れてるのかな……)



「……このあとの撮影はしばらく柊だ。
その間、しっかり休んでなさい。」



「はい……」



百合は監督からしっかり休憩するよう促され、涼介からドリンクを渡された。



「……涼介さん、」



「ん?どうしたんだい?」



「……私、疲れてるように見えてます?」



「まぁ……いつもの明るい百合ちゃんがいないっていうのは、
わかるよ。」



「……私、今でも明るいですよ?(苦笑)」



「……なんか無理してるように見えてね……本当に、
具合悪くない?無理してない?」



「してないですよ(笑)
仕事には、支障をきたしませんのでご安心を!」



「……。」



「涼介さん、心配しすg.クラッ…」



「っ百合ちゃん!」



百合は少し足をふらつかせたが、なんとか持ちこたえた。



「っ……」
(今の立ちくらみは何……?
疲れが溜まってるだけ……?)
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