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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第3章 ♡Story50♡ 転校生は不良生徒


そして朝のHLに入って、先生からは新学期の挨拶。



大体の高校は、2年に上がるのと同時にクラス替えがあると思うけど、



うちの学校にクラス替えとうものはありません。



なので、幼馴染の陸とはほんとーに!腐れ縁なのです......



幼稚園でも一緒、小学校6年間もクラス一緒、中学3年間でもクラス一緒、



そして高校でもずっと一緒......とんだ腐れ縁です!



「一部の生徒は知ったとは思うが、今日からうちのクラスには転校生が来る!
ちょっと見た目は怖いって思う奴もいるかもしれないが、温かく歓迎しなさい。
では紹介しよう、御堂学園高校から来た、九条和真だ。
九条、入りなさい。」



「うぃーす......」



転校生、新たな仲間が加わるということで教室は期待とワクワクな空気に包まれていた。



そして教室に入ってきた少しかったるそうしている九条和真という生徒は...



「っ......」
(っ九条...和真?
どっかで......聞いたことあるような......)



百合の頭には疑問が生まれた。



「百合?どうしたの?」



美香は百合の顔を伺った。



「っううん!」



「にっしても、思った以上に制服とか髪着崩してるね(苦笑)
ちょっと不良っぽいかも......」



「っ容姿だけ決めつけちゃダメだよ......!」



「あ、ごめんごめん(苦笑)」



「......。」
(でも、どっかで聞いたことある名前なんだよな......)








「では九条、みんなに挨拶をしなさい。」



「......九条和真。
とりあえずよろしく......」



やはり和真はかったるそうにしていた。





「......思った以上に感じ悪い!」



「だから美香ちゃん(苦笑)
きっと、緊張してるんだよ......」



「......そう、なのかなぁ?」
(にしてもあの髪型どうなってるの!?)






「九条の席は......お、玉森の席が空いてるな!」










「......玉森?」








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