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進撃の巨人~Shangri-la~

第10章 ♯9


「お前、誰に向かって言ってる」

俺の身を案じて言っていることは分かる。
しかしもう、冷静ではいられない。

「俺は死なない。簡単に死ねる立場ではないことぐらい重々承知だ」

「でも・・・・」


「・・・・俺の我儘を・・・許してくれ」


常に最善策をとってきた。
そのおかげで今がある。
それを覆す屈辱は誰にも分かるまい。


俺はかなり悲痛な面持ちをしていたのだろう。

「・・分かりました!!先に行ってます!ご武運を!!」




「すまない。すぐ戻る!」

班員たちと別れ、後方へと馬を走らせた。
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