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進撃の巨人~Shangri-la~
第5章 ♯4
「君らしくないな、リヴァイ」
「もういい。今の話は忘れてくれ」
エルヴィンの前から足早に立ち去った。
どうしたらいい?
俺にはなにができる?
ついにお前と同じ景色を眺められると喜んでいる俺もいる。
残酷な世界をその眼に映し、悲しみの色に染まるのを恐れる俺もいる。
人類最強なんて名ばかりだ。
俺はお前が笑ってくれたあの日からずっと
お前に心を奪われたただの男で
どうしようもない臆病者だ。
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