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進撃の巨人~Shangri-la~

第15章 ♯14




「・・・うん」


「あの日私が生き残れたのは間違いなく先輩たちがいたからだよ。先輩たちの身体に巨人が夢中になっていたから」


「・・・・うん」


「私が着いたときに息があったのはネス班長だけだった。最期にね、“俺は人類の役に立てただろうか?”って聞かれたの。新兵の私なんかに、そんなこと聞いたの。」


「“先輩たちの意志で、私は強くなり、必ず巨人を絶滅させます”って言ったの。口が勝手に言ったんだけどね、ほんとにそうしたい、そうしなきゃって思った」


「先輩たちの遺体見てたらね、思い出がぶゎぁ~って出てきたの。朝まで一緒に、確かに生きていたのに、簡単に、こんなにあっけなく死んでしまうんだって」


「憎い。巨人が」


「さっきタトゥーが笑ってないって言ったじゃない?」


「うん。言った」


「シスさんに、“毎日笑え”って言われたの思い出した。私、訓練うまくいかないといつもしかめっ面になっちゃってたんだけどね、そんなときはシスさんが笑わせてくれてたの」

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