第3章 おそ松 ~やはりセクハラは姉ちゃんに限る~
おそ松視点
皆が寝静まったある日の夜…
俺は姉ちゃんにセクハラしようと思う(真顔)
え、なんでセクハラすんのって?
まだ物足りないというかぁ?なんというかぁ…?
でもね、姉ちゃんにセクハラすんのは全然飽きないわけよ。むしろ楽しいくらいで。
俺は隣に寝ている姉ちゃんの様子を伺った。
「んぅ……」
姉ちゃんが寝返りをして、右隣のカラ松にぎゅーっと抱きついた。
カラ松はというと姉ちゃんの良い香りに包まれたのか安らかに寝ている。ちっ…そのまま永遠の眠りにつけ←
「…すーっ…すーっ…」
くっそおおおっ!あいつだけいい思いしやがってええええっ!
お兄ちゃん泣くよ!?怒るよ!?いいの!?姉ちゃん!?
俺にも抱きついてよー!!ねえ、姉ちゃん!俺マジで泣くよ!?←
うわぁぁぁんっ!←
『はっ…いいし…セクハラするし…』
俺は姉ちゃんのそこらへんの女の人より
めっちゃでかい胸を人差し指でつんつんと突いたり、
たまに強く押したりしてみた
「ぅ、あ…ん…」
…………
え、なに今の
聞いた?
「ぅ、あ…ん…」だってさ!?
『っ…やば』
姉ちゃんえろすぎいいいいいっ!
『やっぱ姉ちゃん最高…』
これだから嫌いになれねえんだよ…
むしろもっと
『好きになるわ…』
「んっ…おそ、松…なに、して……?」
『っ!?ね、姉ちゃん?いや、別に何も…』
「…あら、そう…んんっ…カラ松~…ほっぺやわらかぁい……」
…むかつく
カラ松にむかつく…
あ、お兄ちゃんいい事思い付いた。
『ね、姉ちゃん…?』
「なぁに、おそ松…」
こてん、と首を傾げた姉ちゃん。
え、めっちゃ可愛いんだけど
『あのさ、トイレ、一緒に来てくんね…?なんかー…怖い。』
「…んーっ…?珍しいわねえ…いいけど…?」
…これでいい、いや計画通り…!
そして、俺と姉ちゃんは廊下に出た
「…眠いんだから早く終わらせてね…?」
なんか姉ちゃんが早く終わらせてねって言うと
意味深にしか聞こえないんだけど←
『…えー?うん。
でもさぁ、俺トイレに行きたいなんて思ってないんだよねえ』
とんっ、と姉ちゃんに壁ドンしてやって両手首を空いている片手で上に拘束した。
「んぇっ…?」
『…俺ね、姉ちゃんにセクハラしようと思ってんの』