第15章 旅立ち
メンマは九尾のチャクラまで使いこなしていた。
九尾との関係を見れば何となくそれは理解できたが、やはり驚いた。
それから、私の…いや、父の万華鏡写輪眼は面白い能力を発現させた。
<オホゲツ>
この術は何も無いところから食物を出現させるという、戦闘には全く役に立たない術だった。
だが、この術は傷を治すこともでき、そこら辺の医療忍術より断然使えることが判明した。
しかし、砂の里までの旅で役にたつのは、前者の能力になりそうだった。
私たちは5日かけて砂の里にたどり着いた。
私は、砂の里の見張りに幻術をかけて里に入る。
向かうのは、風影のいる場所だ。