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第32章 中忍試験~第三試験予選~


「まずは第二の試験、通過おめでとう!!」

二次試験を終えて、広場に集まった私たちに、三代目火影、猿飛ヒルゼンが言った。

私は時間ギリギリで試験を通過すると、すぐに広場に並ばされた。


集合した私たちの前に三代目が進みでた。

そして、試験の真の目的が同盟国間の戦争の縮図だと説明した。

そして、三代目が話終え、第三の試験について説明を始めようとしたときだった。


「…恐れながら火影様…

此処からは審判を仰せつかったこの…
月光ハヤテから…」

顔色の悪い男がそう言ってひざまづいた。

「……任せよう。」

三代目はハヤテを見下ろすとそう言った。

そして、ハヤテは第三の試験の前に予選を行うことになったことを説明した。
もちろん、受験生たちがざわめき出す。

そんな中、ハヤテはさらに追い討ちをかけた。

「 えー、と言うわけで…体調の優れない方…
これまでの説明で辞めたくなった方今すぐ申し出てください。

これからすぐに予選が始まりますので…」

ハヤテの言葉に受験生が驚く。


「あのー…
ボクはやめときます。」

ハヤテの言葉に手を上げたのは、やはりカブトだった。

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