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隣の家の二宮くん

第31章 31.サプライズ


ガチャっ



『もう、カズ…』パーンっ!パーンっ!



部屋に入るとクラッカーの音が響いた


『え、ちょっと……』



《ちゃん、
お誕生日おめでとう~!》




そこにはカズとまり

そして大野先輩と奥さん

松本くんと相葉くん

そして松本くんの奥さんも、


最後に翔くん、そして翔くんの奥さん
それに翔くんの息子のれんくん


『あ、あたし……え、誕生日』




11月24日、私の誕生日だ。


「本当に誕生日忘れるって、
ニノ働かせすぎなんじゃねーの!!?」



「うっせぇわ、相葉さん」




この二人の掛け合いは変わらずおもしろい



「ちゃん、おめでと」


『大野先輩、ありがとうございます』




大野先輩は変わらず黒くて、
でも奥さんと楽しそうに暮らしてる。





「ん、これワイン
さんが産まれた年のやつ」



『松本くん、ありがとう。ふふ
また酔っちゃうな、ワインは……』



「ほんとだよ、潤くん
大変なんですからね?ふふっ」


そう言いながら、あたしを優しい目で見つめるカズ


うん。いつもごめんなさい。






「、おめでとう
これ、俺たちから」




次にプレゼントをくれたのは翔くん

翔くんの隣にいる奥さんは看護師さんだった人でリハビリ中に知り合った人らしい。





『ありがとう、翔くん
あ、れんくんはまりが好きなのかな?』





れんくんを見るとジッとまりをずっと見つめてる。






「うぅわ、嫌ですよ。
翔さんの息子でしょ?もぉ……嫌だよ俺」



『はいはい、カズ。わかったから』





カズは最近、まりが嫁に行くことを想像して泣きそうになるらしい。






「俺はこのケーキ!
じゃあロウソク消して?」



そう言って明かりが消えたと思ったら相葉くんが笑顔でケーキを持ってきた。




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