第26章 そうだ、旅行に行こう。 番外編 R18

アルコールの入ったいつもより敏感な身体をいつもより丁寧に愛撫する。
びくびくと身体を跳ねさせる美優さんは、まだ下半身を触っていないのに何度も達している。

先ほどよりもとろりとした目をした美優さんは口の端から唾液を零しながら快感に喘いでいる。

『りえ、ふ、わたしも…』

そう言って美優さんが身体を起こすので自分の前を寛げると、美優さんは口の端を上げ縛られた両手を添えて先っぽにキスをする。

味わうように何度も舌を這わせ、口に咥える。
上目遣いでちうっと吸われるだけで正直出そうだけど、必死で耐える。
竿を口に含むことはあまりしてくれないけれど、今日はぐちゅぐちゅと音を立てながら唇でしごいてくれる。
俺の足の間で一生懸命なのもそそるけど、そろそろ俺も限界。
美優さんを止め、腕のネクタイを解くと美優さんの身体を起こし、俺はベッドに仰向けになる。
そして、美優さんの手を引き陰茎に触れさせた。

「舐めて？」

そう言えば美優さんは俺に尻を向けて再び陰茎を舐め始める。
俺のを舐めながら左右に揺れる美優さんの腰を掴み俺の体の上に置く。

戸惑う美優さんをそのままに、俺は下から美優さんの濡れた秘部に触れた。

『っ！』

「ぐっちょぐちょ。いつもより感じてますね。」

ふうと息を吹きかければひくんっとナカが蠢き、触れている指につうと雫が滴った。

「舐めたらどうなっちゃうんですかね。」

『っ！待って！』

「待ちません。」

指を伝った雫を舌で追いかけるように舐め、しとどに濡れた秘部をなぞる。
ただそれだけで美優さんの秘部は俺の指を痛いくらいにきつく締め付ける。

「美優さんもシてくださいね？」

そう言えば、美優さんは俺の陰茎に指を這わせ口の中に含む。

唇で
舌で
必死に扱く美優さんも可愛いけれど、そろそろ美優さんを啼かせたい。

俺は美優さんから指を抜くと、美優さんの薄い腰を持ち直し触ってもいないのに真っ赤に熟れた陰核をじうと吸った。