第7章 デート編 部屋と長男とゾンビ
お「なーなー主ちゃん〜!」
主「なあに?」
お「俺、会いたくて死んじゃいそう!つか死にかけてる!腐敗臭漂うレベル!だから、今夜会いに行ってもいい?」
主「今日は会社の飲み会があるから、明日ならイイよ!休みだし!」
お「マジでー!?やったぁーーー!!!」
主「ふふっ、わたしも楽しみ!」
よしよし、上機嫌だ。
お「でさぁ、主ちゃん〜。覚えてる〜?あの約束…」
主「約束?右耳の奥は痛いからそうっと耳掻きしろって言ってたこと?」
お「またまたぁ!このタイミングで、そんなボケかますとかカワイイなぁもうっ!!」
主「えー?本当に分からないよ…。なあに?」
お「ほら…この前言ってたじゃん?仕事をしたら…ね?…思い出した?」
主「仕事をしたら…?………っ!?」
急に会話がピタリと止んだ。
どうやら思い出したらしい。
お「…いいよな?」
主「…いい…けど」
お「ほ、ホントに!?」
主「……その代わり、晩ご飯の買い出し手伝ってくれる?あと、家で観るDVDも一緒に選びたいな」
お「そんなん、いちいち言わなくても付き合うに決まってるって!俺を食う寝るヤるの三大欲求魔神だと思ってんの?」
主「思ってる」
お「思ってる!?」
主「だって…会う度に二言目にはしたいって言うから…ちゃんと伝えないと心配だったんだもん。せっかく久しぶりに会うんだから…ソレだけじゃなくて、いろんなことして一緒に過ごしたいな…」
お「!!」
お(ヤバい…カワイすぎておれのがタッティしてきた…)
お「お、俺も主ちゃんといろんな事したいよ!もちろんベッドの上でもいろいろしたいけど!」
主「もう、最後の一言は余計です!じゃあ、約束ね!」
お「おぅ!そんじゃ、明日家に迎えに行くから、それから出かけような?」
・・・
こうして俺は、明日ついに…
ついに…!!
ぐっちょんぐっちょんを確約したのだった!!