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アルスラーン戦記~殿下の幼馴染~

第13章 涙


「俺は‥里奈を信じることにした」

リキの言葉にシュウは驚いた

「何言ってんの?またひどい目にあいたいの?」

シュウは涙目だ

「またすぐ泣いて‥」

「リキは泣いたことがないから‥涙を流したことないからわからないよ‥」

(泣いたことがない‥?)

「お前も力をかせ‥シュウ‥俺は親父を失いたくない」

「ディーンは?ディーンは賛成したの?」

「まだディーンにはきいていない‥!?」

シュウはリキに剣を向けていた

「シュウさん!」

里奈は止めに入ろうとした

「黙れ!!」

シュウは里奈に剣を向けた

里奈は目を瞑った

「話はきかせていただきました」

「ナルサス‥」

ナルサスが里奈を守ってくれた

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