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アルスラーン戦記~殿下の幼馴染~

第9章 ギラン


ギランに向かう途中何者かが道を塞いだ

「殿下お下がりを」

ダリューンが剣を抜こうとした時アルフリードが口を開いた

「あんたらがかなう相手じゃないよ」

「アルフリード様!?」

どうやら彼らはドット族のようだ

「ギランまで案内して」

「わかりました。アルフリード様戻る気はありませんか?」

「ないよ。それに私はナルサスの妻だからね!」

アルフリードがナルサスに近づくとナルサスは逃げた

「ナルサス様!アルフリード様をよろしくお願いします!ナルサス様に忠誠を誓います!王太子殿下にも忠誠を誓います」

「いや‥待て‥」

ナルサスは慌てた

「ふふふ‥」

「里奈!笑うな!」

「ごめんナルサス」

「ギランはこの先です」

「ありがとう!」
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