第5章 修学旅行準備の時間
結衣side
「結衣?結衣?起きて!!遅刻しちゃうよ??」
「ふぇっ??な…渚??」
「寝坊するところだったでしょ?早く準備して!一緒に行こう。」
「うんっ!!」
渚がいてくれて良かった。
寝坊するところだった……
今日はどんなパーカーにしよっかな~。
んー、白でいいか~。昨日ピンクだったしね~
「おまたせ~」
「ごめんね?渚君。結衣のこと宜しくね?」
「あ!はい。結衣ご飯は?」
「んー?いらん。」
「……そっか。じゃー、行こっか。」
渚……ごめんね……。
そんな顔させちゃって……。
いつかは食べられるようにするからね。