第10章 10話

「次の目的地へは明日の朝８時到着予定です、こちらから連絡するまで各自自由に時間をお使い下さい」
ビーンズさんの説明が終わり、周りの人達はがやがやと散り始めた。

はぁぁぁぁーーーー・・・・・・・

どっと疲れが押し寄せてくる・・
ヒソカはあれから１人で何処かに行ってしまったし
私としてはやっと安心して休める時間が来たことになる。

まずはこの堪え難い恰好からなんとかしなければ・・


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「っふ〜・・・　ホントにあると思わなかったよお」

ご満悦で私が出てきたのはシャワー室
なんとメンチさんが客室のを貸してくれたのだ。
ああービーンズさんに相談してみてよかった〜・・

埃っぽい地下で走らされたり、川で頭から水を被ったり、散々だったから
一度スッキリしたかったんだ
泥と汗まみれの制服も洗濯できたし、あとは腹ごしらえですね・・

「メンチさんも、試験官の人達とご飯に行っちゃったし・・」

洗いたてほかほかの制服に着替えた私は、オートロックの客室をそのまま出て食堂へと向かった。