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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第13章 火傷



桃「あ、おーいこっちだよ!」
「さつきちゃんおはよう!」

今日は絢の提案で決まったスケートに来ている。

紫「黒ちんお菓子なくなっちゃった~」
黒「すみませんお菓子は持ってないです」
黄「早く入りたいっスー!」
緑「なぜ俺がスケートなど…」
青「もしかしてお前滑れねぇのか?」

…このメンバーで来るとどうも騒がしい。
規格外の身長ばかりの彼らは歩いているだけでよく目立つ。

…頭が高いな。

「あっ、手袋忘れた」
桃「売店に売ってると思うよ」
紫「お菓子もたくさん売ってるといいなぁ」



「スケート久しぶりだー!征十郎早く滑ろっ」
赤「はいはい、ほら手かして」
「ん」

先にリンクに入ってから絢の手をとる。

黄「…赤司っちってほんと過保護っスね~」
赤「そうか?」
黄「絢っち発案な位だし、滑れないわけじゃないんスよね? それなのに転ばないように手繋いであげてるし…」
「え、だから手繋いでるの!?」
黄「気づいてなかったんスか…」

「う…だってその…」

赤「だって何?」
「…征十郎といつも手繋ぐから無意識に繋いじゃったんだもん…//」
赤「絢と手を繋ぐのは当たり前なことだからね」
「恥ずかしー!」


黄「…なんスかこの甘い空気は!オレ完全にお邪魔虫じゃないっスか!」
赤「今頃気づいたのか? 次からはもっと早くに退散してほしいものだな」
黄「もー!青峰っちオレと遊んでー!」
青「ゲッ、くっつくなよ気持ち悪い!」

「黄瀬くんお邪魔虫じゃないのに」
赤「邪魔だろう。絢の視界に映る男はオレだけでいい。」
「え、それは無理じゃ…」
赤「なにが無理なのかな?」
「…ナンデモナイデス」

赤「分かればよろしい。ほら、スケートしたかったんだろう?」

絢の手を引いて滑れば途端にはじける笑顔。
ほんとこういうところ単純で可愛いね。





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