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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第15章 ひめはじめ



絢side

黄「ちょ、青峰っち!それオレのっスよ!」
青「うるせぇ! ちんたら食ってるお前が悪いんだよ!」
黒「黄瀬くん、青峰くんはお子様なので許してあげてください。」

今日は12月31日。 大晦日。
私の風邪は征十郎の看病のおかげかすっかりよくなり元気になった。

昨日さつきちゃんとメールをしていたら話の流れでみんなで年越ししたいね!という話になり、それなら…とバスケ部のみんなで征十郎のマンションで年越しをすることにした。
…征十郎はいないけど。

征十郎は赤司グループでの年越しパーティーがあるらしく、そっちに参加している。
みんなで家で年越しをしていいかと連絡をいれると「もちろんいいよ」と快諾してくれた。
…征十郎もいればもっと楽しかったんだけどな。
こればかりは仕方ない。

緑「絢、そろそろ紅白が始まるのだよ。」
「え!もうそんな時間?お蕎麦の準備しなきゃ…!」

年越しそばは今までお母さんと作っていた。
今年は一人で。
さつきちゃんに手伝ってもらおうとすると「お前オレ達のこと年越しさせねぇつもりかよ!?」と青峰くんが断固反対した。

お蕎麦そんなに難しくないんだけどなぁ…

バスケ部のみんなはよく食べる。
おせちはさすがに作れないからみんなが買ってきてくれた材料でお鍋を作ったんだけど、青峰くんと紫原くんの胃袋にあっという間に消えていった。
それなのにまだ食べ足りないらしく、おそば早く食べたいと急かされる始末。

ほんとすごいなぁ…


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