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【黒バス】シュガーポット

第12章 マフラー


「さすがに陽がかげると寒いのだよ」
「うぅ…寒いーマフラー持ってくればよかったー」
腕に擦り寄ってくる桜を見て、緑間は大きなため息をついた。
「まったく、お前という奴は…俺のを貸してやるから少し離れるのだよ」
そう言うと緑間は、自分のマフラーを桜の首に巻いてやる。
「え…でもこれじゃ緑間君が…」
「俺は鍛えているからこれくらい平気なのだよ」
二重に巻かれたマフラーからは、緑間のぬくもりが伝わってくる。
そして、鼻をかすめる緑間の香り。
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