第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ

不覚にも溢れる甘い声を合図に
姫凪は俺のモノを
口に含んで
クチュクチュと唾液を絡ませて始めた

「オマエ…エロ過ぎ…
負けてらんねぇ…」

強がりを零した唇で
姫凪の秘部に吸い付き
舌を抜き挿ししながら
姫凪のナカを攻め立てる

たまに快楽に鳴る喉
お互いの欲はもう爆発寸前

どちらからともなく
離した唇

「姫凪…」

『鉄朗…』

「『挿れたい（て）』」

お互いに強請る声をあげ
身体を元の位置に戻して
ギュッと抱き締め合い

ベットに深く身体を沈める

向き合った顔は
どちらも赤くて
まるで初夜みたいだ、って
少し笑い

今日一番深いキスを落とした

絡まる舌
交換される唾液

控え目な胸を弄りながら
ゆっくり俺の中心と
姫凪の中心に合わせる

「挿れるぞ？」

『うん…』

ゴムを纏わない俺自身を
ゆっくり飲み込む
姫凪の熱いナカ